公益社団法人 全薬協（全日本医薬品登録販売者協会）は、登録販売者の職能の向上を図ること、また、登録販売者が専門家として「一般用医薬品の適正販売等」の成果を上げ、公衆衛生の向上に寄与できるように、登録販売者が行うべき学習の支援を目的として、実施要領に基づき、登録販売者生涯学習研修（以下、「生涯学習研修」という）を提供しています。
一般社団法人 神奈川県医薬品登録販売者協会は、この研修を神奈川県において実施する他、登録販売者としての様々な活動を行う団体です。
（平成２６年２月１２日　神奈川県総合薬事保健センター）

研修事業の他、「薬と健康の週間」や「麻薬覚醒剤乱用防止運動＝『ダメ。ゼッタイ。』」等の啓発運動、献血推進事業等も行っています。
『ダメ。ゼッタイ。』 根岸駅前	献血 H27.3.15 小田原ダイナシティ・3.16相模原市役所
【継続的研修について】 令和５年３月３１日、厚生労働省より『登録販売者に対する研修の実施要領』（以下『実施要領』と呼ぶ）が示されましたが、『実施要領』には内容の要件と、実施機関の要件が示されていますが、全薬協の研修は『実施要領』に沿った企画となっています。 全薬協は研修事業を中核とする新公益法人であり、企画内容は自ずと、ガイドラインの要件である専門性、客観性及び公益性、並びに長い実績を持っています。 神奈川県協会は全薬協と協力し、神奈川県の実施団体として研修を提供しす。

厚生労働省・神奈川県　後援 生涯学習研修会

全薬協の生涯学習研修は、OTC薬で対応できる場合と受診をお勧めすべき場合を振り分けること（トリアージと言います）に始まり、OTC薬の商品知識に至るまでを手順として研修しますので、大変役に立ちます。

令和６年度カリキュラム

研修は、「Ａ講座」と「Ｂ講座」の2部構成です。

(1)「Ａ講座」は、�@医薬品に共通する特性と基本的な知識、�A人体の働きと医薬品、�B主な医薬品とその作用等の分野を学習する講座とする。

参考書として『今日のＯＴＣ薬（南江堂）第５版』を推薦しています。

(2)「Ｂ講座」は、�C薬事関係法規・制度、�D医薬品の適正使用・安全対策、�Eリスク区分等の　変更があった医薬品、�F店舗の管理及び区域の管理に関する事項　�Gその他登録販売者として求められる理念、倫理、関連法規等の分野につき学習する講座とする。

開催場所：神奈川県総合薬事保健センター
時間：12：30受付開始、13：00〜17：00

対象者：薬種商、登録販売者、薬剤師その他の医薬関係者
参加費：会員＝2,000円、非会員＝3,000円

実施予定内容　

日取り	講座内容
第１回	6月25日（水)13:00〜16:30
	Ａ講座　第１講座 『皮膚の損傷』 講師：	Ｂ講座　第１講座 ・薬事関係法規・制度　医薬品の適正使用安全対策等 令和７年薬機法改正案等 ・リスク区分等の変更があった医薬品 ナシビンメディ（オキシメタゾリン/クロルフェニラミン） 講師：全薬協生涯学習委員　今井雄一郎
	希望者向け　漢方講座　（未定） 参加費1,500>
第２回	9月18日 （木）13:00〜16:30
	Ａ講座　第２講座 特別講座　『一般用医薬品の薬理学』 講師：東京薬科大学 薬学部 元教授 渡辺謹三　氏	Ａ講座　第３講座 『頭が痛い』 講師：
	>
	希望者向け　漢方講座　（未定） 参加費1,500
第３回	11月12日 （水）13:00〜16:30
	B講座　第1講座 全国統一薬事講習会 『登録販売者として確認しておきたい最新情報』 講師　全薬協生涯学習委員 　　　　今井雄一郎 第２講座 登録販売者として求められる理念、倫理、関連法規等 『医薬品の専門家としての健康食品との向き合い方』	Ａ講座　第4講座 『痔』 講師：
	>
	希望者向け　漢方講座　(未定) 参加費1,500
第４回	2月12日（木）13:00〜16:30
	Ａ講座　第5講座 『アレルギー性鼻炎症状』 講師：		Ａ講座　第6講座 『便通異常』 講師：
	>
	希望者向け　漢方講座　(未定) 参加費1,500

>

>

>

>

◎　研修認定登録販売者制度
認定証の交付は、手帳に貼付してあるポイントが２４単位（４年以内）たまると申請できます。
以後、３年ごとに更新になります。更新には１８単位が必要です。
専門家として研鑽していることの証として、価値があります。申請して薬局、店舗内に掲示しましょう。（申請料は5,000円です）

専門家としてともに研鑽し、社会への貢献をもって地位を高めて行きましょう。
そのためには団結も必要です。登録販売者が自ら組織した職能団体、公益社団法人全薬協に入会しましょう。（一般社団法人神奈川県医薬品登録販売者協会が窓口です